【社員インタビュー】
2023/04/03

実現したいことがあれば、そうなるように自分が動く!

こんにちは。人事部・制度チームの水色担当です。

皆さん、3月20日にアップされたA部長の記事はもうご覧になりましたか?▶▶ コチラから ◀◀
今日は、前回の記事でちらっと話題にあがっていた、I課長にお話を伺ってきました。
それではどうぞ!

採用活動でも“先輩社員”として面接や質問会に登場することも多いですが、今日は改めて、インタビューという形式でお話を伺います。よろしくお願いします。

はい、お願いします。

では、まずは自己紹介をお願いします。




二次選考で面接官としても入るので、ご存知の方も多いかもしれませんが、改めて。
新卒入社で、入社から9年目になります。
当初はモバイルソリューショングループに所属していましたが、
現在は、同じ部(第三部)内のクラウドソリューショングループで、
課長をやっています。




そうでしたね! I課長が入社された頃の第三部には、まだクラウドに特化したグループはなかったですよね。

はい。当時(2014年)はモバイルソリューショングループのみでした。
私の入社した数年後、モバイルソリューショングループから、クラウドソリューショングループという新しいグループが派生した感じですね。今では、クラウドソリューショングループも2つのグループに分かれています。

今のI課長は、その2つのうちの1つをまとめてらっしゃるわけですが、グループの規模や仕事内容についても教えてください。

今、私のグループのメンバーは12名です。私たちのグループ(課)の事業スタイルとしては大きく2つあります。
1つは、新規のお客様の開拓です。イメージしやすいように伝えるのであれば「コンサル」のような仕事ですね。
つまり、お客様(企業)のニーズに対し、こちらから最適なソリューションを提案する。システム開発して、導入して、運用までしていく中で、新規のお客様を既存のお客様にしていきます。
そして2つ目が、サービスの開発です。先ほどの「お客様のニーズに対してシステム開発をする」というスタイルとは逆で、「こちらが“僕らが提供するサービスはこれです!”と提示して、集客していく」というスタイルですね。

今は1つめのスタイルでの仕事が多いので、今後の課の方針としては、2つめにより注力して伸ばしていきたいと考えています。

なるほど。では、そのような事業を率いる「課長」という立場での役割についても聞かせてください。

一言で表現をするのが難しいですが、、、
まず「課長」という立ち位置で考えた時に、一般に「チーム全体のマネジメント」という重要な役割があります。
もう少し具体的にお伝えすると、自分のチームの経営上の戦略を果たす責任がある立場なので、そのために必要なことはすべてが私の仕事です。分かりやすく表現すると、チームの「業績」と「組織作り」の両方を担っているということになります。

加えて私は、「クラウドソリューショングループ」を率いる立場として考えた時の“役割”も大切にしています。
世の中にクラウドサービスが浸透してきましたが、それでも本当の意味で”クラウド”の専門的な技術力を持っている人たちは、世の中にまだまだ少ないと思っています。僕らはそういった中で、より専門性を高めて、お客様や世の中により高い価値を提供できるようにしていかなくてはいけない。そういうミッションを担い率いていく役割と認識しています。

アイソルートの組織における役割とは別に、そもそも仕事を通じて何を成し得るかっていう部分ですね。大事ですよね。
では、そんなI課長がアイソルートを選んだ理由も聞かせてください。



はい。実はこれは・・・私は、新卒採用の二次選考で、学生の皆さんの前でお話することがあるので、もしかしたら、お会いしたことのある方からすると重複する部分もあるのですが。当時は、自分の成長を考えた際に「経験をつめる環境」という視点で選んだのが大きいです。
自分が就活生だった時に、、、「自分はどんな社会人になりたいのか」と、今後のことをふと考えたんです。その時に「様々な経験をつんで、自分が強くならないと生き抜いていけない」という思いがありました。



当たり前ですが、未来を想定したときに、絶対的に安定的な仕事や環境があるわけではない。どこに行ったって、危険性やリスクはある。そう考えると、結局は自分の能力を高めておくことが大事で、それを可能にする環境を追い求めると、ここ(アイソルート)はすごくいい環境なのではないか、、、と感じたんです。

具体的に、アイソルートのどんなところを見て、そう感じてくださったかは覚えていますか?

やはり第一に、「コミュトレ」という教育サービスの存在がありますね。
ビジネスで通用するコミュニケーションスキルを伸ばせるノウハウがあるのは、アイソルートならではだと思いました。
次に、全体的な「雰囲気」。
「雰囲気」って言葉で括ってしまうのが適切かどうかはわからないですが、、、「会社の理念に共感して、会社と同じ方向を向いていれば、ある種何をしたっていい」という空気感を感じました。「こういう方向性で会社に寄与する」という部分が明確であれば、会社自体も成長するわけですよね。そういう中で仕事をしていける、それができる環境、と思ったんです。

私が新卒採用試験を受けた当時は、まだ会社も設立10数年目ということもあり、創業間もない時期に、0から事業を立ち上げた方々が採用活動にも携わっていて、面接官を務めていました。そういったこともあり、自分次第でいかようにも経験できる土壌があるだろうな、という感じはかなり伝わってきました。

I課長は、会社説明会に参加された学生の時から、何を基準に選ぶかをはっきりお持ちでしたよね。そのように考えるようになったきっかけはありますか。

うーん…どうでしょうか。 特に意識したわけではないですが、今振り返ると、家庭環境、中高時代の経験、アルバイト経験、大学時代の部活の経験辺りは、影響しているかもしれないですね。

一言でまとめると、私の中に「ぬるま湯につかってもしかたない」という思いがあります。分かりやすいところでいうと進路なんかもそうだと思うのですが、日々の中で何かをしようと思ったときに“自分にとって厳しい選択をする”ということは、その時は苦しくても、後から振り返るとそれは必要なことだったと思えることが、経験上分かっているんです。
そこで成長したという実感があるとも言える。経験で磨かれていくというか、、、乗り越えた経験が自信になりますし、だからこそ「自分だったらやれるよね」という、、、根拠のない自信みたいなのはある。とは、思いますね。

それ、めちゃくちゃ根拠のある自信です! 笑

ありがとうございます。笑

では、続けて実際に入社してみてからのお話しも聞かせていただきたいのですが、先ほどまでのお話で、「アイソルートという環境に入ることで得られる“経験”」が入社の決め手と伺いました。

はい。そうですね。

ここからは、実際に入社してみてどうだったかを伺いたいと思います。
そもそも入社当初のI課長は、“自分はこれをやりたい!”という想いを初めからお持ちでしたか。それとも、“まずは与えられた役割からしっかり身に着けていくぞ!”という想いだったのでしょうか。

んー… 両方あった、と思います。
入社して、新入社員研修を経て現場に配属されると、まずは仕事を覚える時期がありますよね。目の前のやらなければいけないことももちろんありますが、それはそれで、やってみてもうまくいかなかったり、右も左も分からなかったり・・・という経験の中で、試行錯誤しながら学ぶものも多かったです。そして、そういった経験をしている最中にも、「この先には」とか「将来的には」という想いが常にありました。これは、今もそうなんですけどね。

というと?

新しいものを作っていきたい。それを世の中に出して、社会に影響を与えていきたい。――というビジョン・野望みたいなものはありました。だからこそ、そういった想いと合わさって、「それを実現するために、今、目の前のすべきことから何を学ぶか」と考えていました。振り返ってみると、ずっとそうですね。
やりたいことのために、どういった経験をする必要があるかは常に考えてきたと思います。

なるほど。 ちなみに入社当時に考えていた“新しいものを作っていきたい”の中身は覚えていますか。




1つは、 技術を武器にプロダクトを作って、何十億という売り上げがたって、世の中にバーン!と大きな影響を出す、というものですね。ざっくりと、“新しいビジネスをつくりたい”という想いです。 そしてもう1つは、もう少し身近なもの。やはり当時は、androidやiOSが広まった頃で、スマホアプリもどんどん出てくるような流れでしたから、身近な一般ユーザーに使ってもらいたい、それを肌で実感したい、とも考えていました。つまり“新しいアプリやサービスが作りたい”というのもありました。


懐かしい! たしかにI課長がご入社の頃は、そういった時代でしたね。 では、実際入社後の様子を教えてください。

入社直後から3,4年くらいまでは、「自分の技術力の基礎になる部分を習得した」というのが結構大きかったです。ただ、これは「新しいことにチャレンジする機会がなく、基礎ばかり積んでいた」という意味ではなく、むしろその逆でした。
まず通常の業務で、“社会人としてお客様を相手に仕事をする”という経験から学ぶことは多かったです。加えて、この入社から数年間というのは、もちろんまだ自分でプロダクトを作って・・・という経験をしていたわけではありませんが、通常の業務以外にも、結局自分次第でチャンスは掴める環境だったというのがあります。
例えば、ある時に、社内の開発サーバーの交換をする、という話が持ち上がったことがありました。その時に、私は自分がやる!と手を挙げて、先輩と一緒に実際にその担当をしました。

I課長、サーバーまわりにも詳しかったんですか!!

いえ、そんなことはなかったです。笑
知識のないところから、まずは調べて、購入する新しいハードウェアの目星をつけ、見積りをとって購入して。そして購入したハードウェアに対して設定をして、ミドルウェアを入れて、、、みたいなことをチャレンジしてやってみる。こういう経験で、知識の幅を広げていったんです。

なるほど。 やってみるって、本当に大事ですよね。先に「やる」と決めているからこそ、「得られるもの」のスピードもちがってくるというか。

そうですね。手を挙げて、やってみる。自分でチャンスをつかむって、本当に大事だなと思います。

アイソルートって、できることは割と自前でいろいろやりますよね。最終的に自社にノウハウがたまることがプラスになることは、手を挙げた人間に任せてもらえるというか。
では目の前の業務だけでなく、日々チャンスをつかんでは幅を広げていったわけですね。

そうですね。こういうことを業務以外にもコツコツ経験として積んでいった結果、できることはかなり広がったと思います。それもあってか、入社3年半くらいのタイミングで、当時の“主任”という立場になって、自分の中で1つ、自信になりました。

主任になって、仕事の中身(経験)に変化はありましたか。

そうですね、次の“係長”を目指していく中で、それまでの“自分単体”から徐々に“チームメンバーを構成して、係をつくる”ことがメインになっていきました。確かこの辺りのタイミングで、Firebaseのサポートサービスをつくりました。それはプロダクトという形ではないですが、自分たちのノウハウを提供できるサービスとして、1つ立ち上がったのがこの頃ですね。
そして“係”が大きくなって、そこから“課”が立ち上がって。それに付随して、また更に1段階、自分自身でまとめる範囲が広くなっていきました。そうすると次は、自分たちのチームが会社にどう貢献していくのか? 組織としてどう拡大していくか?を、より明確に求められる立ち位置になっていきました。
そういった変化の中で、もちろん1つの軸として、技術もとても大事な要素になりますが、それとはまた別の観点で、経営に近い観点など、より上位のものが求められていくようにもなって。―― そういった変遷はありましたね。

なるほど。そのような変遷を経た“今”はどうですか。

今は、もともとやりたかったことをやりやすい立ち位置になってきたな、という実感はあります。
“製品開発を自分たちのチームでやっていこう”とか“そのために誰をアサインするのか”とか、“自分で企画をしてみよう”とか“自分のチームの中で出した利益分を、そこの開発に回すために―” とか。そういった入社当初から考えていたものが、より“リアル”になった感じですね。裁量をもって動かすことができる立場、環境になってきたように思います。

ではズバリ、思っていたような“経験”はできましたか。

「はい。」と言えると思います。
個人的にはもっとスピードアップはしていきたいですが、ただやはり振り返ってみると、良い経験をしてきたと思います。もちろん“主体的に動くこと”があってこそだ、というのもお伝えしておきたいですが。

そうですね。では、反対に“思っていたのとは違った”という部分はありますか。

会社に対してのギャップ、みたいなものは、実はあまりなかったです。どちらかというと、自分自身に対してのギャップみたいなものはありますね。例えば・・・こう、タイミング的なものに対して、もっとできただろ、自分!みたいなものは。

(笑) 相変わらずストイック!

でも、本当に会社に対しては何もなくて。 こう言ってしまうと参考にならないかもしれないですが、結局は自分次第なんですよね。 理にかなっているものであれば、きちんと意見も通るので。
何か実現したいことがあれば、そうなるように自分が動けばいい。仕向けるというと聞こえが悪いかもしれないですが、働きかければいいわけなので、自分がどうするかなんですよね。「会社の環境がXXだから出来ない」という環境ではないので、そういった意味で、ギャップがないと捉えています。

すごく、わかる気がします。

必ずしも“提案”という形をとらなくてもいいと言いますか。 例えば、上司と普段の会話の中で「もっと~~だったらいいよね」「だったらXXできるんじゃない?」「それならこういう方法もいいかも」という感じで、誰かのちょっとした発言がきっかけでどんどん検討されて形になることもあります。最近の出来事でいうと、書籍購入制度とかもそうですね。社長も出席されていた課長アップのメンバーが参加する会議で、私が発言した内容がきっかけだったみたいです。風通しっていうのかな。アイソルートっぽいエピソードだと思います。

そうですね。 では、そんな“アイソルートという環境”で、今後どんなことをやっていきたいですか。

今まで話してきたことと重複するのですが、やはり“さらにプロダクトの拡充をしていく”とか“新たにプロダクトをつくっていく”とか、そういったことをしていきたいですね。そして“それをゆくゆくは売上の軸にしていく”という当初の想いが、今もまだまだ続いているので、それをやっていきたいです。この想いを実現していくためには、例えばチームの中で開発を担う人材もさらに必要になります。継続的にアップデートし続けるためのチーム作りも必要です。でも、私はそれ自体にも非常に面白みを感じるので、「何かを作って終わり」ではなく、「どう社会に提供し続けるのか」という視点で組織を創り上げていきたいです。
さらに言えば、そのような組織を創り上げようと思ったときに、会社からどう予算を付けてもらう必要があるのか、という問題もあるんです。ただ、アイソルートという環境は、そういったものに予算を投じれることを、私はもう知っていますので。笑

(笑)

「予算つけてください」というだけではなく、「自分に投資してもらえば、~~ができます」と伝えて、創り上げて、最終的には自分としてもやりたいことを成し遂げ、会社にも貢献出来るのが良いですよね。
自分の所で、バーンと大きな利益を出せば、自分の給与だって上がるし。さらに大きな影響力のあることを成し遂げれば、報酬制度の給与レンジも上がりますしね。良い影響を出していきたいです。

では、最後に、これを読んでいる方にメッセージをお願いします。




まず「自分で何か新しいものを作っていきたい」「何か成し遂げたいものがある」というものがあって、且つ、それを「会社…というか周囲を巻き込んで、主体的にやっていきたい」という人には合っていると思います。
今までこういった経験がある人はもちろんですが、今までそういった想いがありながらも、周囲に共感してくれる仲間がいなかったという人もいるかもしれないですよね。
そういった、燻りを持っていた人にも、ぜひ来てほしいな、と思います。ぜひ、仲間になってほしいです。


きっとこれを読んで、そんな人が応募してくれると思います! ありがとうございました。