チーム責任者インタビュー#21~「よりよい社会サービスの実現に貢献すること」~
こんにちは!キャリア採用チームの桜井です。【自分の手でビジネスを生み出せる環境】や【はたらく社員の人柄】に惹かれて入社するメンバーが多いのが、アイソルートの特徴の一つです。そこで今回、各チームの責任者にインタビューを行い、アイソルートの第一線で活躍するメンバーの「これまでのキャリア」、「胸に秘めた熱い想い」や「チームの魅力」など、気になるところをたくさん聞いてみました。記事を通じて、皆さんにアイソルートの “リアル” をお届けしていきます!
今回は、この方です!

システムサービス本部 第1部
エンタープライズビジネスグループ所属 係長
N.Y.さん/2009年入社
まずはN.Y.さんについて教えてください!
よろしくお願いします。出身は富山県です。中学時代はバレーボール部に所属していて市内1位か2位の強豪校で体育会系の雰囲気で育ってきましたね。(笑) 高校からは数学が好きだったこともあり、数学部に入り数学オリンピックの問題を解くなど数字とにらめっこする日々でした。また、並行して高校入学祝いで買ってもらったパソコンをいじることにも楽しさを感じ、マクロで簡単なプログラムを覚えました。プレステなどのテレビゲームが好きだったこともプログラミングへの強い興味の理由だったと思います。 その後の進路については、もっとプログラミングを学び、力をつけていきたい気持ちが強かったので情報系の電気通信大学へ進学しました。
中学生時代のスポーツ少年から高校以降は数学にプログラミングと一気に理系色が強くなったんですね!では、その後の就活ではなぜアイソルートに入社を決めたのですか?
電通大でプログラミングやアルゴリズムを学び、「これからはITの時代だ!」と肌で感じたため、プログラマーやSEと呼ばれる仕事に就こうと就職活動を行いました。そんな時、東京ビッグサイトの就活フェアの1ブースでアイソルートと出会いました。常務の熱い話や社長セミナーでアイソルートは「ポジティブシンキング」を大事にしている会社で、コミュトレという教育部門とIT部門のダブルエンジンでやっているということを知りました。教育部門があるからこその人材育成の強さと、興味があったIT部門、この相乗効果とポジティブに考えることの大切さに惹かれ、アイソルートへの選考に進み、そして入社を決めました!
ちなみに私は2009年入社なのですが、入社の少し前にリーマンショックが起こり、世間では内定取り消しということが報じられていました。世間的にはアイソルートのようなベンチャー企業はやや心配の対象だったかと思いますが、当時も過去最高益を更新し続けて邁進中だったこともあり、そんな心配はなく真摯に私たち新社会人を迎えてくれましたね。
当社の特徴である「ベンチャー企業ぽい雰囲気からは想像もできない堅実な経営基盤」は当時から続いているんですね。それではN.Y.さんの入社後から現在までのご経験を聞かせてください。
まず、入社後3年程度はJavaの現場で修業し、その後、今の社会基盤のプロジェクトに10年関わっています。全国の全自治体の情報連携を行う巨大ネットワークシステムを扱っており、各地で働く自治体職員の皆さん、ひいてはそのサービスを利用する住民に対し、よりよいものが提供できるように尽力しています。これを通して、よりよい社会の実現に貢献しています。

10年間もの長い期間社会基盤のプロジェクトに関わっているんですね!ではこれからN.Y.さんのチームに入社する方はどんなことに携わりそうですか?
そうですね、社会基盤のプロジェクトは長期的に続いていくので、「よりよい社会を作るため」を掲げ、こちらに携わっていただきます。具体的には、全国の自治体が使用するネットワークシステムの改修を行うことを通して、各自治体間の情報連携を強化し、よりよい社会サービスの実現に貢献していきます。また大きなシステムなので最初は下積みが必要ですが、力をつけてきたら要件定義から、何ならその前の検討から、お客様受入れテストまで担当することができ、エンジニアとして様々な経験を積み、着実にキャリアアップすることができます。大人数で動くことも多く、プロジェクトリーダーの経験を積むことも可能ですね。 半年から1年単位のプロジェクトに携わる社員が多い当社の中でも、指折りの長期間かつ巨大なプロジェクトなので、腰を据えてじっくりやっていきたい方があっていると思います。
非常にやりがいを感じられそうな印象です。そして自分の仕事に誇りを持てそうです!では次に、N.Y.さんの現在のチームの特徴についても教えてください!
現在私のチームは私を含めて8人で構成されています。うちのメンバーは、会社の中でも、コツコツ頑張り屋で真面目な性格の人が多いチームですね。チーム間では、週1回のチーム共有会や月1回の係会、月に1回以上の1on1などコミュニケーションを取る場は多いです。もちろん決まったMTG以外も必要があれば適宜MTGを行います。リモートワークも多いですが、オンラインでもしっかりコミュニケーションを取り業務を進めていますね。チームメンバーとしては、ウクレレやピアノをやっている人、ボードゲームやモルックが好きな人などなど、それぞれの趣味も楽しんでいるメンバーが多い印象です。直近では、あるメンバーが読んで「感銘を受けた!」という人間力を高める本がチーム内で流行っていて、このように業務内外問わずコミュニケーションを取っており、チームワークは良いと思います!
まとまりがあって良いチームですね!では、N.Y.さんが仕事において大切にしていることは何ですか?

常に「やりたいことは何か」と「目的は何か」を明確にして取り組むようにしています。依頼や質問はやりたいことを誰かがかみ砕いた形でくることが多く、本当にそれがしたいの?本当に求めていることはこれなの?ということが多々あります。依頼の目的、質問の意図を確認して、よりやりたいことに沿った回答ができるようにしています。
開発においても同じことであり、「今回の案件はこの機能をこんな風に改修する。」ではなく、「こんなことを実現したい。だからこの機能をこんな風に改修する」とやりたいこと、目的を意識して取り組んでいます。言われたまま作業をするのではなく、相手の本質的なニーズを捉えて、よりよいシステム、よりよい社会サービスを目指して取り組んでいます。
たしかにN.Y.さんに依頼したら本質ブレの無いちゃんとしたシステムができそうです!(笑) それでは続いて、N.Y.さんは仕事でどんなときにやりがいを感じますか?
そうですね、これまで積み上げてきたものを使って、課題を解決した時にやりがいを感じます。 具体的なエピソードとしては、以前、現地でシステム障害が発生し、1つの設定ファイルが壊れるということが起こりました。復旧するのは簡単ですが原因がわからず、いつまた同じことが起こるかわからない状態でした。そこで、「こんなことが起こればこの事象が発生する」といくつもの仮説を立て、検証し、また仮説を立てることを繰り返していたところ、ある時ひらめきが起こり、原因を突き止めることができました。それは20年前に作られたコードが原因で、普段誰も触れることがないフレームワークの処理の1ステップでした。私はフレームワークの改修担当としてプロジェクトに参加しており、普段誰も見ないフレームワークの方式設計書をバイブルとして日々読み込んでいたことがあったのですが、その経験がひらめきにつながりました。今ではフレームワークのことは「N.Yに聞け」と言われるようになり、社内外から頼られるようになりました。このように課題解決をすることでお客様から喜ばれるだけでなく、自身の成長実感を感じそれが自信につながっていくため、やりがいにつながりますね。
最後に、アイソルートに興味を持っていただいている皆さんに向けて、メッセージをよろしくお願いします!
私たちは「自治体ソリューションを中心に、高品質を強みとするアイソルートの柱へ」をビジョンに掲げ、日々邁進しています。アイソルートでは部署ごとに様々な領域でシステムサービスを提供していますが、そのなかでも有数の長期かつ巨大システムに携わる我々だからこそ獲得できる「高品質のシステム開発力」を武器にアイソルートを支える大きな柱の形成を目指します。また、今は1つのシステムを扱っていますが、今後組織を拡大していくにあたって、様々なシステムに手を広げていこうと考えています。そこで必要になるのがリーダーの存在です。私たちの組織はまだ発展途上であり、だからこそ、これから自由に大きくしていくことができます。ゆくゆくは自分のチームを持って、どんどん大きくしていく。一緒になって組織を作っていく。そんなことに共感や楽しさを感じていただけるような方と一緒に働きたいなと思います!
ありがとうございました!
