NotebookLMでの勉強法

目次
はじめに
こんにちは。クラウドソリューショングループのnakashima.aです。
この記事はアイソルートAdvent Calendar 2025 20日目の記事です。
現在私はG検定の勉強をしています。
勉強するにあたりAIを活用してもっとモチベーション高く楽しく勉強ができないかを探していた時、ちょうどGemini3.0やNano Banana Proなどがリリースされ、使い勝手も良くお試し期間で一ヶ月無料プランが出たのをきっかけにGoogleのAIを利用したサービスを色々触っていた時にNotebookLMに出会いました。
試行錯誤しながら何ができるのか、どんなところで使うとよいのかを試していた時に勉強に使ってみたらよいのではと思い使い始めたのがきっかけです。
NotebookLMとは
Googleが提供するAIノートツールです。
自分でアップロードした資料をもとにAIでの要約や質疑応答、リサーチなどをしてくれるパーソナルAIリサーチアシスタントです。
無料でも利用ができ、制約はあるものの無料の範囲内でもほとんどの機能を利用できます。
※制約は日によって異なる場合があるため、公式ドキュメントを確認してください。
基本的な利用方法(ログイン後の利用方法)
1.NotebookLMを開き、「作成」ボタンを押下。
2.インプットデータを登録。
利用可能なインプットデータは、自分のグーグルドライブのデータやPDF、画像、リンク、テキストなどあらゆる物をインプットデータとすることができます。
以下の画面からデータを取り込むことができます。

ソースがインプットデータとなります。
Geminiでデータを取得したり、GeminiのDeep Research機能で検索内容をレポートとしてまとめた内容をインプットデータとすることもできます。

3.インプットデータを登録したら、画面の右にあるStudioより作成して欲しい内容を選択します。
作成する際はインプットデータを選択でき、一度インプットした内容でもチェックをつけることで、インプットの範囲を指定することができます。
学習効率を高めるNotebookLMの便利機能
1.音声解説
音声解説は、選択されたインプットデータをもとに音声解説をしてくれます。
勉強でインプットする際に特におすすめな機能となっています。
インプットとなるテキストや画像をデータとして取り込み、その内容に沿って音声で解説してくれます。
私はモードは「詳細」を設定し、その他はデフォルト設定で使うことが多いです。
この内容で出力することで、取り込んだ内容に沿って2人の会話を聞きながら学ぶことができ、特に難しい内容をわかりやすい例えに変換してくれたり、インプットデータの内容を最後には全ての繋がりをわかりやすい形でかみ砕いて教えたりしてくれます。ポッドキャストを聞いている感覚で勉強するのが苦ではなくなりました。
2.音声解説の詳細設定
・複数モード
★詳細:2人のホストによる活発な会話で、ソース内のトピックを掘り下げて関連付けます。
概要:ソースの概要を短くまとめ、要点をすばやく把握できます。
評論:ソースの専門家によるレビューから、資料の改善に役立つ建設的なフィードバックが得られます。
議論:2人のホストによる思慮深い議論で、ソースに関連するさまざまな視点から明らかにします。
・言語を選択
出力言語を選択します。
日本語や英語、それ以外にも数十言語に対応しています。
・長さ
短め・デフォルトの2種類あり、デフォルトだとおおよそ16分前後で出力されます。
・「このエピソードでAIホストが焦点をあてるべきこと」の設定
ここでAIにどんなところを中心に出力してほしいかを定義できます。
特になければデフォルトでもよいです。
3.その他
動画解説:動画で解説してくれる機能で、動画はスライドショーのような形で作成され、音声とともに読み上げてくれる機能です。
フラッシュカード:表にキーワードが記載されており、裏側に詳細な内容が記載されています。
テスト:4択のテストを自動で作成してくれます。
フラッシュカード、テストどちらもアウトプットとして利用することはお勧めできます。
ただ資格などの勉強の場合は資格で出題されるような内容ではなく、意味合いが正しく理解しているのかを確認できます。
最近の新機能
・インフォグラフィック:インプットデータから画像を生成してくれます。
・スライド資料:インプットデータからスライドを生成してくれます。
おわりに
一ヶ月ほどNotebookLMを利用しまして、新しいことを学ぶハードルがグッと下がった印象を受けています。
特に勉強し始めのタイミングで分かりにくい内容をかみ砕き、音声で分かりやすい表現に変換し聞き取りやすい話で、移動中でも聞くことができ隙間時間に勉強することができました。
ただ注意点としては時々漢字の読み間違いや少しだけニュアンスがあっていないなどはあります。
勉強方法としては最初の情報のインプットする時はNotebookLMで、その後に再度テキストを読み進めて、正しい情報をインプットするようにしています。









