できるエンジニアと評価されたいなら、企業ブログを書け!
皆さんはなぜエンジニアが企業ブログを書くのか、考えたことはありますか?
結論から言ってしまえば、セルフブランディングの観点から価値が高いためです。
「なぜ企業のHPでやるのか?」「Qiitaなどのサービスを利用すれば良いのでは?」
これは、アイソルート開発者ブログが立ち上がった際、実際に社内で挙がった意見です。
今回はこの疑問を解消しつつ、企業ブログをやる意義についてお話していこうと思います。
こんにちは。
クラウドソリューショングループのwatanabe.tです。
この記事は アイソルート Advent Calendar 2018 1日目の記事です。
本日から12月25日まで、我が社の各分野のプロフェッショナルたちが専門知識を活かした素晴らしい/面白い記事を投稿していきますので、ご期待下さい!
はじめに
アイソルートでは2016年9月より、エンジニアが主体となって開発者ブログに取り組んできました。
開始から2年たち、徐々に執筆者・PVともに増えつつありますが、まだまだこれからの段階です。
そこで、今回は改めて、なぜ企業HPで技術ブログを書くのか、なぜアウトプットをするのかについて、1エンジニアの目線からではありますがお話していこうと思います。
なぜ企業のHPなのか
冒頭でもお話しましたが、開発者ブログが立ち上がった際、「なぜ企業のHPでやるのか?」といった意見が社内で挙がりました。
これに関してはそもそもの目的が異なります。
では、企業ブログとそれ以外でどう異なるのか、具体的に見ていきましょう。
企業ブログ以外の目的
最近だとQiitaやMediumなど、エンジニアが活発にアウトプットする場が増えてきています。
しかし、これらはあくまでエンジニア個人がアウトプットする場として提供されており、その個人が属する組織/コミュニティにフォーカスが当たることは、あまりありません。
つまり、これらのサービスは エンジニアが技術的なアウトプットをし、スキルを高め合うこと を目的としている、と考えられます。
企業ブログの目的
一方、企業ブログは 企業のセルフブランディング も目的の1つとしています。
企業のHPを通して記事を投稿することで、エンジニア個人としてだけではなく、企業としての価値を上げていくことが重要です。
もちろん、QiitaやMediumが組織/コミュニティというものへのフォーカスが考えられていないわけではなく、投稿された記事の個人が属する組織の情報への経路も用意されています。
しかし、検索などから記事にたどり着いた際、企業ブログであればすぐにその企業であることがわかる、というのは大きな差があるのではないかと考えています。
なぜアウトプットするのか
さて、企業ブログをやることの意義についてはお話しました。
ではそもそも、なぜアウトプットをする必要があるのでしょうか?
エンジニアの成長
エンジニアが成長していくためのサイクルを回す上で、アウトプットは重要な役割を持っています。
エンジニアは日々の業務でもそれ以外でも、日々学習していきますが、それをアウトプットすることで、初めて他人から評価されます。
学習して知識を身に着けたとしても、それが目に見える形でアウトプットされなければ、本当にそのスキルを持っているのか分かりませんし、正しい評価を受けることもできません。
もちろんアウトプットの手段は開発者ブログだけではありません。
業務内で知識を活かす、定期的に開催される社内勉強会で共有する、etc……
とにかくアウトプットをして、その技術を身に着けていることを他人に認識してもらうことが重要です。
エンジニアの評価
アウトプットをすることで、社内でその技術について頼られるようになったり、その技術に関する仕事の依頼があった際にその人に任せたり、といったフローが生まれます。
さらにそこで会社の利益に貢献することで、業務上の成果にも繋がり、評価にもつながってきます。
もちろん、アウトプットをするだけでもアウトプットをするだけの実力がある、という評価を得ることができ、エンジニアにとってもプラスになります。
つまり、これらはエンジニアの実力を正しく評価する上での指標の一つになるのです。
最後に
なぜ企業ブログを書くのか、エンジニアの目線からお送りしました。
エンジニア一人一人が自分のキャリアパスを考え、会社としてはそれを育てていく、そんなサイクルを回していくことが重要かなと感じています。
明日は arai.ya さんの 【Cloud IAM】よくわからない… から、わかった!へ です、よろしくお願いします!