Loading
BLOG 開発者ブログ

2019年2月7日

Cloud Firestoreが正式版(Generally Available)になりました!


Googleはモバイル向けバックエンドであるFirebaseがグローバルスケールなデータベースとして提供している、
Cloud Firestoreの正式リリースを発表しました。


こんにちは。
クラウドソリューショングループのwatanabe.tです。

今回はGAが発表されたことにより、Cloud Firestoreの何が変わるのかを見ていきたいと思います。


SLAの発表

今回の発表の中で最も衝撃的だったのが、Cloud FirestoreがGCPの正式なSLAに含まれるようになったことです。

マルチリージョンの場合は99.999%、リージョナルの場合は99.99%のアップタイムが保証されるようになりました。

散々、製品に使うには不安定だなんだかんだと騒がれてきましたが、これで安心してCloud Firestoreを本番運用できますね。


新しい低価格帯の発表

Cloud Firestoreのほとんどの地域で新しい低価格帯(最大約50%割引の所も)が発表されました。

この新しい価格設定は2019年3月3日より発効され、既存インスタンスへも自動的に適用されます。

マルチリージョンの場合の料金(2019年2月1日発表時点)

アクション 無料割当超過分の料金
(単位量あたり)
価格単位
ドキュメントの読み取り $0.06 ドキュメント100,000点あたり
ドキュメントの書き込み $0.18 ドキュメント100,000点あたり
ドキュメントの削除 $0.02 ドキュメント100,000点あたり
ドキュメントへの保存量 $0.18 1GB/月あたり



新しいロケーションの発表

実は、今回の発表以前から新しいロケーションを選択することはできるようになっていましたが、正式な発表となりました。

アジアでも東京リージョン(asia-northeast1)が追加され、より高速に低遅延での書き込みが行えるようになりました。

ただし、東京リージョンはリージョナルであり、Cloud Firestoreの高可用性、高耐久性を最大限に活かしたい場合は、マルチリージョンを選択する必要があることを忘れないでください。


Stackdriverとの統合

Cloud Firestoreを使用する際、思わぬ額の請求書が届いてしまった人もいるのではないでしょうか。

How we spent 30k USD in Firebase in less than 72 hours | hackernoon

この問題に対処するため、Cloud Firestoreの読み書きをリアルタイムで監視できる新しい 使用状況 タブが追加される予定です。

この機能はGCPのStackdriverを利用しており、トラフィック予測などに対してのカスタムアラートを設定できるようになるようです。

ただし、この機能はベータ版でありGCPのStackdriverに比べて、まだまだできることは少ないようです。


まとめ

Cloud FirestoreがGAされたことにより、Firebaseを本番運用してみようという流れが、より加速するのではないかと感じています。

FirebaseはGoogleもかなり力を入れており、今後もどんどん伸びていくことが予想されます。
今のうちから、何ができるのか、どう使えば良いのかのノウハウを溜め、いざという時に困らないようにしましょうね。