Loading
BLOG 開発者ブログ

2022年12月10日

業務外の活動を促進するべく、取り組んでいる内容を語りたい

 

皆さんは業務外の活動に取り組んでいますか。

勉強会によく行ったりブログを書いたりする方もいるでしょうし、そうでない方もいるでしょう。

今回はそんな業務外の活動にポイントを当てて、記事を書いてみました。

この記事は「アイソルート Advent Calendar 2022」10日目の記事です。

 

 

はじめに

こんにちは。クラウドソリューショングループのtakinami.sです。

さて、みなさんは「業務外の活動」と聞いてどんなものが思い浮かぶでしょうか。

 

ブログや社内勉強会、もしくは外部の技術カンファレンスでの発表…

どうでしょう、様々なものが思い浮かんだのではないでしょうか。

これは個人的な意見ですが、こういった活動が積極的な会社は非常に魅力的に思えます。

 

 

業務外の活動が魅力的に感じる理由

では、なぜ私はそういった会社に魅力を感じるのでしょう。

答えはその会社の方向性や姿勢、メンバーが自分たちの仕事に誇りを持っているかどうかがが伝わってくるからだと考えています。

例えば社内勉強会が活発なようであれば、会社としてメンバーの技術力を上げていこうという動きがあるのだと判断できますね。

ブログやカンファレンスでの発表といった対外的な活動では、実際にメンバーがどんな技術を扱っていてどんなことを考えていたのかということが見えてきます。

こういったところから「この会社のサービスやプロダクトを使ってみたい!」、「自分もメンバーとして一緒に働きたい!」といった意欲が生まれ、その会社や人のファンになっているのです。

 

 

私が行っている業務外の活動

もっと盛り上がれるとは思いますがブログや社内勉強会はすでに実行されているので、私は別の方向からファンを獲得する方法はないだろうかと考えていました。

そんな時に立ち上がったのが社内の有志によるハッカソンです。

活動目的を端的に言うと、新規で自社プロダクトを生み出すこと。

「新しい切り口ってこれじゃん!」と飛びつき、昨年からほぼ毎週1度はミーティングの時間を設けながら、

サービスリリースに向けて活動を行っています。

 

 

有志によるハッカソンの活動内容

ハッカソン活動を紹介するにあたって、新規で自社プロダクトを開発するための過程を大きく4つに分けて触れておきます。

 

1. 世の中の課題から自分たちが作りたいものを決める

単純に技術力を高めたり、仲間との交流をしたりするためだけなら、わざわざ課題が何なのかを調べる必要はないのかもしれません。

しかし、目的が自社プロダクトを生み出すことである以上、この過程をおろそかにすることはできません。

ハッカソン部では意識してこの過程に多くの時間を割いています。

身近なところから課題を見つけつつ、必要があればインタビューを行うなど課題を明確にしたうえで次のステップに進んでいます。

 

2. 技術選定・設計を行う

1番で見えた課題と自分たちが扱いたい技術の両方の側面から、開発を行う上で使用する技術を決めていきます。

それに加え、ユーザーにとってモバイルアプリが良いのか、はたまたWebアプリの方が適しているのか、どんなデザインが良いかといったユーザー目線での判断がここに入ってきます。

他にもサービスを出すにあたって必要となる、プライバシーポリシーのような法律関係のものも学んでいきます。

 

3. 開発を行う

エンジニア的にとって1番の盛り上がりどころでしょうか。

いわゆる実装のフェーズです。

設計に則って、全力で手を動かします。

 

4. リリース・運用

完成したらいよいよリリースです。

サービスとして出す以上

ユーザーの反応を見ながら、より良いサービスにするべく改善を続けていきます。

 

 

自社プロダクトを生み出すこととファン獲得の関連性

ざっと自社プロダクトを生み出す過程を見てきたところで、ファン獲得の話に戻りましょう。

どんな関連性があると思いますか?

 

私はアウトプットの可能性が広がることに関連性があると考えています。

一体どういうことでしょう。

 

少し私の経験を話します。

私が業務で何か機能を実装した経験をブログに書く際に、読者に実際の動きを簡単に確認してもらうことができたらもっと良いのにと感じることがありました。

デモアプリを作って公開するという手もありますが、維持も含めなかなかそこにコストをかけられないのが現状です。

 

もし、自社プロダクトがあったらどうでしょうか。

記事の中でプロダクトを具体例として紹介しながら説明することができますよね。

つまり、アウトプットのハードルを下げることができるわけです。

ブログだけでなくカンファレンスのような発表の場でも同様です。

読者や聞き手にとっても、どんな技術がそのプロダクトで使われているのか掴みやすくなるというメリットがあります。

 

アウトプットのハードルを下げる要素を作ることができる

ハードルが下がれば、アウトプットしやすくなり量が増える

量が増えればファンがつく可能性も上がる

 

これが私が考える自社プロダクトとファン獲得の関連性です。

 

おわりに

今回は業務外の活動の具体例として、私が行っている活動を取り上げてみました。

最初は小さくて地味に見えるようなことからで良いのです。

自分にできるペースで少しずつ動き始めてみませんか。

この記事を読んで少しでも業務外の活動に魅力を感じてくれる方がいたら嬉しいです。

 

明日はkikuchiさんの『【dynamoose】DynamoDBから1MB以上のデータを取得する方法』です。

お楽しみに!

 

[CLOUDFLAG バナー(リンク)]

takinamisのブログ