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BLOG 開発者ブログ

2022年12月24日

Auth0ダッシュボードからメトリクスを見れるようになったらしい

Auth0のダッシュボードからメトリクス見れたらいいのにな~と思ったことはありませんか?
なんと、新機能リリースにより見れるようになったので、今回はそちらの機能を紹介していきます!

目次

はじめに

どうも、クラウドソリューショングループのmiyajima.yです。
この記事は アイソルート Advent Calendar 2022 の21日目の記事です。

今回紹介する機能ですが、現在はUSリージョンで作成したテナントでのみ利用可能です。(2022/12/21時点)
日本リージョンでは今後公開されると予想されますが、リージョンによって利用可能な機能が異なる理由や、
製品ライフサイクル(プロダクトリリースステージ)についてはこちらをご参照ください。

新アクティビティページ

こちらが今回新しくなったアクティビティページです。(公式資料はこちら
Activity の横に EARLY ACCESS とありますね。アーリーアクセスステージにリリースされていることを示しています。
Daily Active Usersから下、画面外には続いて同じようにメトリクスが表示されています。順番に見てみましょう。

各エンティティの合計数

まず画面上部にユーザー、アプリケーション、API、コネクションの合計数が表示されます。
次に以下のメトリクスが表示されます。

Daily Active Users

認証または認可に成功した毎日のユーザー数です。グラフのポイントにマウスを乗せると、各日のユニークユーザー数を見ることができます。

User Retention

テナントの総ユーザー数に対するアクティブユーザー数から算出され、指定された時間帯にアクティブだったユーザーの割合です。
次の式で算出されます。アクティブユーザー数 ÷ 一定期間内の全ユーザー数

Signups

ユーザーのサインアップ成功回数

Failed Logins

ログイン失敗回数

その他機能

Compare to last periodにチェックを入れると前回の期間と比較することも可能です。

所感

まだ少し実用的かというと・・・。が正直なところですが、笑
今後のアップデート次第では痒いところに手が届く機能になると思います。拡張性やカスタム性が高くなることを期待しています!
早く日本リージョンでも使えるようになると嬉しいですね!

おわりに

日本リージョンにテナントを立てている場合、USリージョンでの試験機能に触れる機会は少ないかと思います。
今回は登場しませんでしたが、実は他にもBETA版(アーリーアクセスの1個前)として次のような機能がリリースされています。
リリースステージが上がったらまた紹介しようかな~なんて思ってます

・UKリージョンでテナント構築が可能に。
・Actions Log(Actionsという機能のログを管理ダッシュボードから確認できる)

今後Auth0の導入を検討されている方、Auth0を現在ご利用中の方々へ有意義な情報をお届けできておりましたら幸いです。

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