エンジニアのコミュニケーションはSlackだ!
始めまして!モバイルソリューショングループ新人のwatanabe.tです。
今回はエンジニアのおすすめコミュニケーションツールとして「Slack」をご紹介したいと思います。
はじめに
皆さんは普段から、職場の方々とコミュニケーションを取っていますか?
コミュニケーションは自分ひとりでは成り立たず、相手がいて初めて成り立つものです。
コミュニケーションが上手く行っていない職場は、業務がなかなか円滑に進まない、なんてこともあると思います。
しかし、ひとことにコミュニケーションといっても、その形は人それぞれ、なかなかうまくいかないこともあるのではないでしょうか。
特に、エンジニアの場合は案件ごとに作業場所もバラバラ、なかなか顔を合わせる機会がない、ということも多いと思います。
そんな方々に今回ご紹介するのが、Slackです。
Slackとは
Slackは近年、ぐんぐん利用者を伸ばしているチャットツールです。
これまでもコミュニケーションツールとしてSkypeなどのサービスを利用された方は多いのではないでしょうか。
そんな様々なツールの中で、なぜSlackを利用するのか、Slackの特徴を挙げてみたいと思います。
- パソコンやスマホなど環境を選ばず使えるクロスプラットフォームであること。
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チームの中にさらにチャンネルを作成することができる。
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業務で利用するGitHubなどの他のサービスと連携し、効率的に業務を行うことができる。
詳しく言えば他にもいろいろな特徴がありますが、一言で言えばSlackは高パフォーマンスで使いやすく、コミュニケーションのハードルを下げてくれるチャットツールです。
Slackを利用したコミュニケーション
Slackがどういうものなのかはわかった、しかしそれがどうコミュニケーションに結びつくのか、ここからはその点を掘り下げていきたいと思います。
1. よりスムーズな情報共有
チームでの情報共有にメールを利用される方も多いかと思います。
しかし、少しの情報を送るのにメールをいちいち書くのは手間、あとで送ろうと思って、ついつい忘れてしまった、なんてことはないでしょうか。
Slackならそのハードルを下げることができます。
Slackはチャットツールなので、いちいち件名を考える必要もありませんし、少しの情報にすぐにレスポンスをもらうことができます。
ちょっと確認したいことがあったときなど、件名を書いて本文を書いて、署名をつけて、なんて手間を省いて、本当に必要なことに時間を使うことができます。
2. 質問のハードルを下げることができる
普段ニュースを見ていて気になったことや、調べていてわからなかったことなどはありませんか。
Slackは自由にメンバーを選んで、チャンネルというチャットルームを作ることができます。
なので、質問専用や特定の話題に関するチャンネルを作成すれば、気軽に質問をして、それに関する答えを持っている人が答える、ということができます。
また、チャンネルを分けることで「他の話題が流れてしまった」なんてことを防ぐこともできますし、見たくないネタバレ情報なんかをシャットアウトすることも可能です。
3. 普段は顔を合わせない人に覚えてもらうことができる
前述のように、Slackは自分から発信することのハードルを下げてくれます。
すると、普段は顔を合わせない人ともコミュニケーションを取る機会自体が増え、実際に顔を合わせたときに、スムーズに会話をすることができます。
そうすると、更にコミュニケーションが円滑に進み良いサイクルが回っていくというメリットがあります。
また、特定の話題で盛り上がったときなど、その人の新しい一面に触れることができるかもしれません。
気をつけるべきこと
ここまでメリットを挙げてきました。しかし、Slackには残念ながらメリットばかりでなく、デメリットも存在します。
Slackはクローズドなサービスであり、チームに参加していない人はチャットの内容を見ることはできません。
しかし、見られる心配がないからと言って、なんでも書いていいかというと、そんなことはありません。
Slackはクロスプラットフォームで気軽に使用することができるため、どんな場所にいても使用することができます。
そのため、Slack上に重要な連絡などを書いてしまい、他人に後ろから盗み見られてしまう(ショルダーハック)危険性があります。
これを防ぐためにも、重要な情報やファイルはSlack上では共有しないという意識付け、セキュリティ教育が重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでSlackを紹介してきましたが、Slackはあくまでコミュニケーションを行なうためのツールです。
円滑なコミュニケーションを行なうためには、そのツールを使用する人たちの心がけが重要です。
相手を思いやったコミュニケーションを心がけ、円滑な業務を行うことができるようにしていきましょう。
おまけ
Slackは他のサービスと容易に連携ができるという点を特徴として挙げましたが、その中の一つに、botを気軽に利用することができる点があります。
私の所属するモバイルソリューショングループでは「もばそるちゃん」を作成し、定期的に発言をさせたり、他のサービスを利用するトリガーとして利用したりしています。
私はこのもばそるちゃんbot作成を通して、さらにコミュニケーションを取る機会を得ることができました。
みなさんもぜひ、bot作成を通してコミュニケーションを取る機会にしてみてはいかがでしょうか。