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BLOG 開発者ブログ

2023年6月6日

後輩を指導するうえで意識していること

後輩を指導するうえで意識していること

弊社には「自ら未踏事業の創造に挑戦するとともに、次世代日本を担う高いリーダーシップを有する人材を輩出する」というミッションがあります。
今回は、そんな特色を持った弊社にいる私が「後輩を指導するうえで意識していること」をテーマにブログを書きます。

目次


はじめに

こんにちは。クラウドソリューション第二グループの namiki.m です。

弊社は現在、組織拡大に向けて様々な取組をしています。
そのような環境にいる中で「強い組織づくりには後輩指導をする人が必要だ」と感じることが増えてきました。
アイソルートの開発者ブログは、技術的なテーマがメインですが
今回は、私自身が後輩を指導するうえで意識していることを発信しようと思います。

まず、「後輩を指導するうえで意識することとはなにか?」という問いがあった時
皆さんはどのようなことが思いつくでしょうか?
私の場合は以下のような項目が思いつきます。

  • 後輩の考えを聞く
  • 後輩の考えを否定しない
  • “指導内容+メリット” をセットで伝える
  • 成長プロセスを一緒に考える

これらはすべて「指導する後輩に対して」意識することですね。

なぜ後輩を指導する人が必要なのか

そもそも、なぜ後輩指導をする人が必要なのでしょうか?
その答えは、組織図を考えると見えてくると思います。
例えば上司の下に3人の部下が居た場合、上司はこの位の人数であれば細かい部分まで見て指導が可能な状態だと思います。

しかし、組織が拡大するにつれ、上司の下に付く部下の人数は増えていきます。
そうなると、上司が一人ひとりの状況を把握することが困難になります。

そこで必要になってくるのが、上司と一体となって後輩指導をする人です。
(以下の図でいうと、カエルのポジションの人です。)
上司の目が行き届かないところまで代わりに指導を行い、上司と連携しながら後輩を育てていく人がいることにより
強い組織づくりが可能になると私は考えています。

本題:後輩を指導するうえで意識していること

では上司と一体となって後輩指導をするために、私自身が日頃後輩を指導するうえで意識していることは何か?
についてお話していきます。
意識していることは大きく2点です。

  1. 後輩の状況を報告
  2. 今後の後輩の指導方針のすり合わせ

1. 後輩の状況を報告

ここでは主に2つのことを意識して、上司に報告をしています。

  • 指導の進捗
  • 改善点や課題点

指導の進捗

「今の〇〇さんはここが課題なので、こんな指導をしています。しばらく様子を見ます。」という内容の報告です。

改善点や課題点

「最近の○○さんの​改善点は、業務に対する主体的行動​ができるようになっていること、課題点はバッファの積み方が甘い点​です。」という内容の報告です。

上記のような報告をすることで、上司が普段後輩に抱いている印象とギャップが無いか、確認することができます。
また、後輩の成長部分などを適切に評価できます。
そうすることで、後輩自身も「自分は上司にちゃんと評価されているな」という安心感に繋がると考えています。

2. 今後の後輩の指導方針のすり合わせ

「今後○○さんに​こんな指導をしようと思っていますが、​いかがでしょうか?​」というように
現状の課題等に対する指導方法を上司に提案・相談をしています。
場合によっては、後輩に対し危機感を煽らなければならなかったり、少しキツイ表現で指摘をしなくてはならないこともあります。
そうした場合に「このような表現で伝わりますかね?」「こういった言い方はどうでしょうか?」と上司に確認することで、
上司が求めていない指導方針にならず、上司と合意の取れた指導をすることができます。

上記のような行動をすることにより、

  • 上司が後輩を適切に評価できる
  • 上司と合意がとれた育成が可能

というメリットがあります。

終わりに

今回は、私が後輩を指導するうえで意識していることについてご紹介しました。
後輩指導とは、上司と一体となって実施することが大切であり、またその指導経験は自身のレベルアップにも繋がります。
この記事を読んでくださった方の参考になればと思います。

また、「こんなことを考えながら日々業務している人がいる企業ってどんな所なんだろう」と思っていただけたら
ぜひアイソルートがどんな会社なのか、ホームページを見てみていただけると幸いです。

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