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BLOG 開発者ブログ

2023年9月20日

駆け出しエンジニアがハッカソンに参加すべき7つの理由

記事のゴール: 読者にハッカソンの興味を持ってもらい、参加意欲を高めること
対象読者: ハッカソン未経験者 (特にエンジニアを目指している方、エンジニア歴の浅い方)

目次

 

はじめに

こんにちは、クラウドソリューショングループのmiyajimayです。
7月に会社の仲間と初めてハッカソンに参加してきました!最高の思い出ができましたので
今回はこの体験をもとに、ハッカソン未経験の駆け出しエンジニアの皆さんに向け、ハッカソンの魅力満載の記事を書こうと思います。

「エンジニアとして就職できるか不安だ」
「成長を実感しにくい」
「もっと楽しみたい」
「ハッカソンには参加したいけど、技術力が・・」

こんな悩みを抱えている方々へ有益な情報をお届けできれば幸いです。
ハッカソンへの参加が、エンジニアとしてのキャリアにおいて大きな転機が訪れるかもしれません。

参加するメリット・デメリット

【メリット】

  • 学習モチベーションの源泉がわかる
  • モチベーションが上がる
  • シンプルに楽しい
  • 参加ハードルが低い
  • 幅広く知識が身につく
  • 学習習慣が身につきやすい
  • 人脈が広がる

【デメリット】

  • お金と時間のコスト

次に詳しく説明していきます。

学習モチベーションの源泉がわかる

ここで言う学習モチベーションの源泉とは、次のような意味です。

プログラミング(学習) = 手段 or 目的 ?

一般的にハッカソンでは2日間で「チームビルド → アイデア出し → プロダクト制作 → 発表」という流れで進みます。
アイデア出しからプロダクト制作までのアプローチは2種類あると思っていて、

  • こんなモノが作りたいから、あの技術を使おう!
  • あの技術を使いたいから、こんなモノを作ろう!

プログラミングが手段か目的かで、アプローチが大きく異なりますよね。
まず初めに自分がどちらの考えに近いかを体験することで、
今後エンジニアとして働くモチベーションがどこに存在するかを知る大きなきっかけになると思います。

(ちなみに僕は圧倒的前者(プログラミング=手段)です。なので正直なところ、最強のエンジニアを目指すぞ!
といったモチベーションは高くはなく、逆に、新規開発のためには必要な力を身につけたい!
というモチベーションが存在します。もっと言えば、手段としてプログラミングが最適でなければ率先して他の手段を取るでしょう。)

モチベーションが上がる

先ほどの続きですが、ハッカソンは異なるモチベーションを持つエンジニアが集まる場です。
高い熱量を持つハッカソンという場はエンジニアにとって新鮮で、刺激的で、快適な環境です。
プロとして環境にこだわることも重要だと僕自身強く感じたことでもあります。

シンプルに楽しい

すみません、結局これが言いたいだけなんですけども
はちゃめちゃに楽しいです!!!!!!!!
7月長野、8月福岡と続けてハッカソンに参加し、福岡ハッカソンのテーマは「認知症」でした。
参加者全員が認知症に対して強い想いがあるため熱量が凄まじかったです。
急遽現地参加を決めたため、ギリギリで有給取らせていただいた会社にも本当に感謝・・
チームメンバーの方にお宿を貸していただいたりと、ご縁に恵まれた最高の福岡旅でした。(福岡サイコー)

参加ハードルが低い

ハッカソンへの参加をしぶる理由として、後述する時間やお金のコスト問題以外にも、この「参加ハードル」というものがあります。
技術的な不安や、人見知りでコミュニケーションが苦手、などなど。
実は僕もそうなんですが、人見知りはいつも「やればどうにかなる」と一旦思考停止で先に行動するように心がけています。
が、技術的な面では、「せいぜい2日じゃどうにもならないし、やっても無理だろうな」と思っていました。

・・・時代は令和5年、そんな技術的ハードルはいとも簡単に下げることが可能です。

 

そう、ChatGPTならね。
今すぐにChatGPTとGithub Copilotに課金しましょう。ついでにハッカソンのエントリーボタンも押すと良いでしょう。
彼らに任せればあとはやるだけです。むしろ彼らに補えないリアルな部分を補っているのがハッカソンとも言えますね。
未体験の場に飛び込んで、より一層エンジニア・ビジネスパーソンとしてのスキルを一緒に磨いていきましょう!

幅広く知識が身につく

業務ではなかなか触れない領域を担当したり、他のエンジニアと一緒に進めたりするので
急速に新しい知識がインプットされます。さらに素早いアウトプットも要求されるため
この体験の時間濃度(質、量、速さ)は、一言でいうと「快感」です。

学習習慣が身につきやすい

ハッカソン終了後って、なんかソワソワするんですよね。(知らんがな)
熱量に当てられて自分の課題が浮き彫りになる悔しい気持ちと
なにかしないと・・! という、ハッカソンズハイを得られます。
これは特にハッカソン自体のレベルと比例して効果も高まる気がします。

僕の場合は明確にパソコンに向き合う時間と、体をトレーニングする時間が増えました。

人脈が広がる

こちらは特に現地参加した場合、強く実感することができます。
せっかく現地参加するなら、コミュニケーションスキルも磨いて一石何鳥でも目指してやりましょう。
人脈やコミュニケーションスキルはどんな状況でも役に立つので、あるに越したことはありません。
(おおっぴらに採用活動はしてないのですが、魅力的な企業との出会いがあるかもしれませんよ)

コスト問題

こちらは唯一のデメリットです。大きく分けて2点

  • 金銭的なコスト
  • 時間的なコスト

(僕は メリット>> |無限の壁| >>デメリット だと思っています)

【金銭コスト】

といってもオンライン参加の場合はほとんど費用はかからず、開発ツールの使用料くらいで
現地参加の場合はコストが跳ねます。(福岡は5万弱くらい・・?怖くて数えられません^^)
ではオンライン参加を勧めるかというと、NO です。
もう一度いいます。

ハッカソンは現地参加以外勝たん!!!

理由はただひとつ、ハッカソンで得られる全てのメリットが効果半減、または0になるためです。
現地の熱量は画面越しじゃ伝わりきらず、ガンガン会話して、ガンガン仕様変更して、ガンガン開発が進むので、オンライン組はどうしても置いていかれがちです。
当然チーム内外問わず交流を深めることも難しくなるため、結果楽しい気持ちが削がれ、ハッカソンの意味がなくなってしまいます。
ハッカソンはできるだけ現地参加しましょう!

【時間コスト】

一時的にハードワークになることは避けられません。
まるっと2, 3日拘束され、準備期間も含めると2週間くらいヒーヒー言うことになるでしょう。
ただ、この問題は見方次第ではメリットとも言えるんじゃないかと考えています。

  • 僕みたいな凡人は、大量の時間を投下してやっと勝機が生まれる可能性があること
  • ハードな開発を楽しいと思えない = 設計や運用、テストなどのフェーズが向いている。あるいはエンジニアとして素質が高くない。などの可能性に気づき、キャリアの見切りをつけるきっかけになること

こんな感じでしょうか。一度試してみる価値は十分あると思います。

最後に

ここまでハッカソンのメリットデメリットをお伝えしてきました。
さあハッカソンに参加したくなりましたか??なりましたね???
という冗談はさておき、実は僕自身初めてハッカソンに参加して後悔しました。どうしてこれまで参加しなかったのだろうと
エンジニア転職の際は苦労しましたし、入社後ももっと成長したい、もっと楽しみたい。そんな悩みを持ちました。
同じように感じている方、多いのではないでしょうか?ハッカソンには業務じゃ得られない成長要素が山のようにありますよ。
それから、会社で周りを見渡してみてほしいです。最近ハッカソンに参加した方ってどれくらいいますか?
多分ほとんどいないと思います。行動だけで差をつけられるいい機会なので、ハッカソンで得られるものを全部吸収して、自身のキャリアに活かしていけたら最高ですね!

アイソルートには熱量の高いエンジニアがたくさん在籍しています。業務への姿勢はもちろん、ハッカソンへ参加したり、毎月勉強会を開催したり、自社サービスを作ろうと夜な夜な集会を開いている有志もいるとかなんとか・・
そんなアイソルートってどんな会社?という方は、ホームページを見てみていただけると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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