Loading
BLOG 開発者ブログ

2023年12月23日

【XR Kaigi 2023】最新のXR技術が集うエキスポに行ってきた!

XR

XRをテーマにした国内最大級のカンファレンス「XR Kaigi 2023」のエキスポに参加したので、その様子をレポートにします!

はじめに

この記事は アイソルート Advent Calendar 23日目の記事です。
こんにちは。
クラウドソリューショングループのyamasaki.sです。

目次

XR Kaigiとは?

バーチャル領域(XR/メタバース/VTuber/空間コンピューティング/デジタルツイン/アバター等)の担い手に向けて「共有し、繋がり、高め合う」を目的に開催する国内随一の業界カンファレンスです。

12/18(月) ~ 12/22(金)まで開催されており、オンラインのセッションが日々開催されています。
また、21日(木)と22日(金)ではオフラインでエキスポが開催されており、最新の技術を手に取って体験することもできます!

興味深かった展示

エキスポでは様々な展示がありましたが、その中でもいくつかピックアップして紹介したいと思います。

Varjo XR-4

これが目的で参加したと言っても過言ではありません!Appleが発表している「Vison Pro」に匹敵する高解像度低遅延のXRデバイスになります。
残念ながら体験することができなかったのですが、一番気になっていた重量感!
公式サイトで公開されているスペック情報では「1021g」とかなり重い印象がありましたが、手に取った感じではそこまで重さは感じなかったです。
また、前後のバランスも良いので装着しても重さ自体はあまり感じないようにはなっていました。
Varjo

TCL RayNeo X2

こちらは最新ARグラスになります。
レンズ自体にディスプレイが組み込まれている為、今までのARグラスと比べて圧倒的な薄さ!
視野角自体は狭いものの、スタンドアローンで動作し多言語での翻訳機能も搭載されているようです。
ARグラスのテンプル部分をスワイプやタップすることで、アプリ選択したりホーム画面に戻ったり操作することが可能です。
コントローラも必要ないので実際のサングラスに近い感覚で装着できるのが良いですね!
TCL

NTT XR Real Support

こちらは、MR技術を利用した遠隔作業支援ソリューションになります。
現場作業者のXRデバイスを通して、支援者がPCやスマートフォンから現場作業者に対して支援をすることができるシステムのようです。
マニュアルの表示だけでなく、ポインタなどを利用した空間上での指示などの情報も含めて遠隔支援が可能です。
一対多にも対応しており、同時に複数の現場作業者を支援することも可能また、
回線に関しては現場の回線状態によってはしまうものの解像度などを落とすことにより低遅延を実現しているようです。
また、支援した内容は動画として記録に残る為、見返すこともできるようになっているということでした!
NTT

さいごに

初めて「XR Kaigi 2023」に参加しましたが、様々な最新の技術やソリューションに触れることでXRについて初学者である私にとってかなり良い経験になりました!
また、今回紹介させていただいた内容以外にも様々な展示があり、オンラインで実施されているセッションでもかなり貴重な内容を聞くことができましたので、
XRに興味がある人は是非、来年度は参加することで良い経験になると思います!

yamasakiのブログ