Droidkaigi2018 参加レポート(1/2日目)
こんにちは。
クラウドソリューショングループのwatanabe.tです。
Droidkaigi2018というAndroid開発者のためのカンファレンスに参加してきましたので、
感想その他もろもろを書いていきます。
Androidに興味がある人、もっとよく知りたい人の助けになることを祈って。
Droidkaigiについてはこちら
Droidkaigi2018
イントロダクション
来場者にはこんな感じでアメニティが配られています。
Droid君のロゴがカワイイですね(笑)
入場時には事前に配信されたQRコードを、用意されたスマートフォンで読み取って申込者かどうか確認。
読み取ったときに番号が表示され、その番号の場所に各々の名札が用意されている、という感じでした。
これだと自分の名札がどこにあるかすぐに分かるので効率的ですね。
朝はホールに通され、全員で主催者のウェルカムトークを聞く形。
Droidkaigiの目的は「知識の共有、そしてコミュニケーション」とのこと、良いですね!
2015年から始まったこのカンファレンスも、ついに参加者が1000人を超えたようです。
この一言が大事ですね。
そして最後に驚きの発表が!
やはりKotlinの波は来ているようです。
それでは、参加したセッションの中から気になったものを幾つかご紹介。
Androidで動画を扱うTips
takusembaさんの発表
Androidで動画を再生する際に使われる、ExoPlayerというものについてのお話でした。
Googleが開発しているオープンソースの動画再生用ライブラリで、ストリーミング再生にも対応しているとのことでした。
最近はストリーミングで動画を配信するサービスも増えてきていますが、それを実現するためにはRTMPというプロトコルが一般的だそうです。
このRTMPはAdobeが開発したプロトコルで、比較的遅延が小さいようです。
AndroidではExoPlayerを利用すると簡単に実装可能なようで、発表では実際にデモを見せて頂きました。
確かにかなり遅延が小さく、スムーズに動画が配信されているのを確認できました。
動画の配信というのは、知見を持っていないととっつきづらい分野でしたが、Androidでどのように行うのか、
どういう方式を利用するのが良いのか、といった点に関して、非常に勉強になったセッションでした。
はじめてのUnit Test
@fushiroyamaさんの発表
AndroidでUnit Testを作った経験が少ない人向けのハンズオンでした。
僕はちゃんとUnit Testを書いた経験はなかったので非常に有用な内容でした。
Androidのテストには、単純なロジック等をテストするためのLocal Unit Testと、
エミュレータ等の上で実行されるInstrumentation Testの2つがありますが、
今回は基礎からということでLocal Unit Testにフォーカスしていました。
内容的には
– 基本的なアサーション
– Mockitoを使ったモックやスパイ
– Robolectricを使ってAndroidフレームワークのコードを利用した部分のUnit Test
など、基礎の基礎から学ぶことができました。
具体的な内容に関しては、以下のリンクからサンプル/スライドを確認できます。
最後に
イベントではセッションだけでなく、各スポンサーがブースを出展しており、各社のアプリのお話を聞くこともできました。
実際にサービスを提供している会社のお話を聞けたのは非常に興味深かったです。
また、1日目の夜には参加者同士の交流を目的としたパーティーが開かれます。
こちらの詳細は2日目のレポートにて。
以上、Droidkaigi 2018 1日目のレポートをお送りしました。