【JavaScript】ループの使い分け
アプリケーション開発でループは避けては通れないと言ってよい程登場頻度の多い機能です。
ひとまとめにループと言ってもJavaScriptでは様々な構文があり、それぞれに特徴がありますので使い分けを整理したいと思います。
目次
はじめに
こんにちは。
クラウドソリューショングループのakahane.tです。
JavaScriptには様々なループの構文があります。
代表的なものがfor文で「ループ = for文」となる方もいるくらい汎用性が高いため使い分けしなくてもプログラムが作れてしまいますが、他の構文にもそれぞれ特徴があり適切に使用することで可読性・保守性が向上するので特徴と使いどころを整理したいと思います。
今回は下記の基礎的なものに絞って整理します。
- while
- do while
- for
- for of
- for in
- forEach
特徴の整理
これらの構文の特徴と使いどころを整理すると下記のようになります。
構文 | 特徴 | 使いどころ | |
---|---|---|---|
while |
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do while |
|
|
|
for |
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|
|
for of |
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|
for in |
|
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forEach |
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おわりに
今回はJavaScriptで用意されているループの構文の特徴を整理してみましたが、改めて整理してみるとそれぞれ特徴が異なっていて使用する場面次第で適不適が分かれてきますね。
また、配列に対しては mapやreduce、filterなど紹介しきれなかった関数がたくさんあり、場面に合わせて使い分けることでforEach以上に明確・シンプルに書くこともできます。
容易に何がしたいかが理解できるコードは可読性・保守性も高くなるので、それぞれの特徴を把握してその場面に適した構文・関数を使い分けていきましょう。
