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BLOG 開発者ブログ

2025年11月10日

AWS Certified CloudOps Engineer – Associate資格関連の紹介

目次

こんにちは。
クラウドソリューショングループ2のkongsです。

現在私たちの部署では、クラウド関連の学習(特にAWS関連)を推進する取り組みが行われています。そこで、自分自身も新たな挑戦として、更新されたAWS Certified CloudOps Engineer – Associate試験を受験してみました。
十分な準備を行った結果、無事に合格することができました。

この資格は最近内容が更新されたもので、まだ取得しているメンバーが多いと感じています。
また、資格の正式名の変更やバージョン更新により混乱が生じてしまうため、実際に何が変わったのか把握できていないメンバーも多いのではないかと思います。

今回は実際に受験した経験を踏まえ、この認定試験の内容や変更点、そして受験を検討すべきかどうかについて、第一線の視点から共有したいと思います。

始める前に

この認定試験は以前AWS Certified SysOps Administrator – Associateという名称でしたが、最近のバージョン更新に伴いAWS Certified CloudOps Engineer – Associateに名称に変更されました。
認定の名称やバージョンに関する混乱が、この説明により少しでも解消できるのであれば幸いです。

「SysOps」は System Operations(システム運用)の略です。一方で「CloudOps」は、AWSが資格名のリブランディングのために新たに用いた言葉であり、Cloud Operations(クラウド運用)を意味すると考えられます。
この理解に基づくと、認定のリブランディングとバージョン更新は、AWSが資格のメインポイントをシステム運用や管理から、よりクラウド運用とエンジニア向けの役割に移行させていることを示しています。
もちろん、これはただの名称変更ではなく、試験内容自体も変更されました。

以前のAWS Certified SysOps Administrator – Associate試験は、アソシエイトレベルとしては難易度の高い試験でした。
従来は実践的なセクションが含まれていて、受験者は単純な選択式問題ではなく、特定のタスクやゴールを達成するための手順を実際に実行する必要がありました。
つまり、AWSクラウドの知識を理解するだけで十分ではなく、ちゃんと操作できるスキルも求められている試験となりました。
今回の更新でこの実践セクションは削除され、試験形式は他の一般的なAWS認定試験と同じになりました。
こちらは自分の観点で、大きな変更点の一つとなります。

資格に関する紹介

AWS Certified CloudOps Engineer – Associate認定試験では、クラウド関連の運用をどのように管理する内容かを学ぶことができます。
この資格は、特にDevOps関連の役割や、クラウドの運用・管理を効率的に行いながら、セキュリティやコンプライアンスを確保したいクラウド管理者に最適です。

近年の企業やビジネスにおけるクラウド活用の傾向として、クラウド上のツールやサービスを使って、ウェブアプリの開発、デプロイと運用するケースが増えています。
この観点から、今回のリブランディングは非常に意味のある変更と言えます。
現代のウェブアプリは、コンテナやオーケストレーションツール(主にDockerやKubernetes)を活用して展開や運用されることが多く、資格試験のメインポイントも関連するツールや技術を用いた運用管理にシフトしています。

試験では、AWSの各種サービスやツールを活用してクラウド環境のモニタリングする方法、運用中のリソースから重要なデータをログとして取得する方法などを理解する必要があります。
さまざまなクラウド運用では、予期せぬ問題が発生し、セキュリティやコンプライアンスにリスクを与えることがあります。
その際には、最も効率的な方法で問題を軽減や自動化するスキルが求められます。
その他の重点項目は、ネットワーク関連のアクセス制御の正しい設定や、クラウドプロジェクトで使用する主要コンポーネントの更新パッチをどのようにデプロイすること、また自動化するために最適な方法を見極めることも含まれました。

サービスレベルの違い

こちらの認定試験で扱われる試験範囲は、ソリューションアーキテクト認定とは少し異なります。
CloudOps Engineerのフォーカスは、AWSツールやサービスを効率的に活用することでプロジェクト環境を最適に管理し、セキュリティやコンプライアンス目標を確実に達成することとなります。
つまり、ソリューションアーキテクト試験と比較すると、インフラのリソース確保やデプロイする要素が比較的に少ないと感じています。

特に、CloudWatchやEventBridgeなどのよく登場するサービスがあり、こちらのサービスで自動化の一環として使用されることが多いです。
また、システムレベルの指標(メモリやCPU使用率など)をログとして取得するためのツールとしてCloudWatch Agentも頻繁に登場する想定です。
その他注目すべきポイントとしては、AWS Configを利用した一般的なコンプライアンス問題の監視や、SSM Automation Runbookを用いた必要な修復アクションの自動実行などがあります。
もちろん、試験にはさらに多くのサービスが登場しますが、ここでは特に注目すべきものとして共有しました。

この資格でできること

この認定を取得することで、すでにデプロイ済みのクラウド環境をどのように管理すべきかをより深く理解できるようになります。
特に、関係するすべてのメンバーにとって安全や安心でコンプライアンスに準拠した環境を維持する方法に重点が置かれています。

一般的に、クラウドソリューションアーキテクトは、インフラの設計、必要なリソースの確保やデプロイすることを担当します。
しかし、前述のとおり、現在の多くのクラウドプロジェクトは、稼働中のウェブアプリを継続的に運用・保守する形を取っています。
つまり、メンバーが重要なセキュリティ設定を変更できないようにする方法や、不必要なリソース利用を防ぐ方法、さらにはセキュリティパッチをどのように適用するかといった、地味ながらも不可欠な保守作業を、その場しのぎで対応するのではなく、あらかじめ計画的に考慮しておく必要があります。

ここで、この資格認定で得られる知識が大いに役立ちます。この知識を持つクラウドエンジニアは、単にあるソリューションを実現するためのクラウドインフラを設計できるだけでなく、その環境をどのように維持すべきか、どのようにセキュリティのベストプラクティスを実装すべきか、また発生しうる問題やインシデントにどう備え、どのように対応すべきかを提案できるようになります。

こうした知識を事前的かつ主体的に活用し、考慮すべき事項として提示できることは、他のクラウドエンジニアにはない付加価値を提供することにつながります。

自分の感想

この認定は、特にクラウド上でウェブアプリの運用管理に深く関わっている方にとって、非常に価値のあるものだと思います。
クラウド上でリソースを確保すること自体は比較的容易ですが、アプリを安全的に運用し、コンプライアンス要件を満たしながら維持していくには、計画性と専門的な知識の両方が求められます。
この認定を通じて、そのために必要な知識を学ぶとともに、事前に計画を立てて運用する力を養うことができます。

個人的には、AWS Certified Solutions Architect – Associate資格はAWSクラウドの中級レベルとして非常に有用な資格であると考えています。
しかし、この認定は多くのエンジニアに取得されており、結果的に競合が多くなっているのも事実です。
そのため、クラウドエンジニアの中には、自身のスキルをより幅広く強化し、他のエンジニアとの差別化を図るために、AWS Certified Developer – AssociateやAWS Certified CloudOps Engineer – Associateを取得するケースも増えています。

以上の観点により、AWS Certified CloudOps Engineer – Associate認定はすでにクラウド認定を持っているエンジニアにとっても、新たな視点や専門領域の知識を得る良い機会を提供してくれるものだと思います。

結論

まとめとして、AWS Certified CloudOps Engineer – Associateは独自の価値を持っていると思います。
特に、クラウドプロジェクトの管理者を目指している方や、DevOps分野に挑戦したいという方にとって有利です。
すでにAWS Certified Solutions Architect – Associateを取得しているメンバーにとっても、この認定を取得することで、管理関連のタスクに対応できる能力を高め、他者との差別化を図ることができます。

最後に、これらの認定はAWS Certified Solutions Architect – Professional取得に向けて一つの基盤ともなると考えています。
メンバーの皆さんには、この認定にぜひ目を向け、取得を検討してほしいと強く宣伝します。

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