【社員インタビュー】
2023/03/20

道創る人~vol.1~ 僕が思う道創る人は、「仮説検証を繰り返して、試行錯誤できる人」

こんにちは。人事部・採用チーム、ピンク担当です。 


さて、今回私は「道創る人」というテーマで社員インタビューを実施しました。「道創る人」というのはアイソルートが採用活動において打ち出す最重要テーマ。言い換えれば、アイソルートで一緒に「道創る人」を目指しませんか? というのがアイソルートから候補者の皆さんへのメッセージということでもあります。

もう少し「道創る人」の説明をしますね。もともとは、アイソルート社員を一言で表すと何だろう?という問いから生まれた言葉でした。原文は「アイソルーターとは道創る人なり」。変化の激しい現代において、会社に用意された道をただ進むだけではなく、自らの意思で進むべき道を創り、切り拓く。そんな人材こそが我々アイソルーター(=アイソルート社員)であるぞ。という想いをギュッと込めた渾身の一言です。アイソルートの持つベンチャースピリットを端的に表現しています。 

このテーマのもと、説明会や選考を通じて皆さんに当社をお伝えしているというわけです。 

そこで今回は、より皆さんに「道創る人」をイメージしていただこう!ということで、「道創る人」を体現し続ける当社のキーマンにお話を伺いました。この記事を通じて、私たちの考える「道創る人」のイメージがもっともっと伝わればいいなと思います。 


今回インタビューさせていただいたのは、この方!! 


システムサービス本部 第三部 部長 N.A.さん
”道創る人”をテーマに、今の現状や心がけていることなどを語っていただきます! 










本日はよろしくお願いいたします!さっそくですが、採用テーマでもある”道創る人”についてあれこれ聞いていこうと思います!まずはN.A.部長にとって、”道創る人”ってどのような人ですか?教えてください!

いきなり非常にオープンなクエスチョンですね~。
実は過去に、”道創る”社員を育成したくて、僕が思う「道創る人」を部内でプレゼンしたことがあるんです。 
その時にまず出したのが・・・・

「道創る人」=道路工事の人(笑) 

間違いなく道創ってますよね。工事のスタート地点とゴール地点があってそれを1本の道で繋ぐわけです。

これを仕事に置き換えると、スタートは現在でゴールは未来です。 
「あそこにゴールがあるぞ!」と道無きところを歩き始めますが、すぐ壁にぶつかり、避けるか超えるかなど決断をせまられます。さらに進めば、分かれ道(いくつかの仮説・可能性)が出てきて選択を迫られます。とても進むのが困難な荒地が出てきて心折れそうにもなります。
もう無理だ・・・と言い始める仲間を励まし、自分を奮い立たせて進んだ先に、もともと思い描いていたものとはチョット違うゴールにたどり着いたりしますが、振り返れば「こんな所まで来たのか」と思えるほどの”道”ができているわけです。仕事はこの繰り返しなんです。

初めは先輩や上司からのアドバイスがあるかもしれませんが、ゴール地点に近づけば近づくほど、「答え」がなくなってきます。誰もわからないからこそ、自分で道を創っていかなければいけません。学校では答えを教えてくれる先生がいましたが、仕事に先生はいませんからね。なので、僕が思う”道創る人”は、「答え」を導き出すための仮説検証を繰り返して、試行錯誤できる人ですね。 

丁寧に問題と向き合って、困難に立ち向かえる考え方を持っているってことですよね? 

そうです!その困難に負けない人。仕事はその繰り返し。
「まただあぁぁぁ、、、!(泣)」 に負けないこと。うまくいかなかったとしても諦めないこと。
僕も、何度も何度も繰り返しています(笑) 

諦めないこと、重要ですね!ちなみにN.A.部長は、今までにどんな道を創ってきたのかを聞かせてください!

僕の仕事は大部分が道創る仕事な気がします(笑)でも未だに道半ばです。ゴールにたどり着きそうだと思っても、その先のまたゴールが見えますので。
僕のテーマは当社の「ビジネスモデルの転換」です。今ある私たちのビジネスから、より効率的でより成長しやすい形へ、人の労力に頼らない、一度作ったら自動でビジネスが膨らんでいくような仕組みを作りたいと思っています。ソフトウェア、SaaSの領域でヒット商品を生み出したいですね。

そうですよね、これまで「SmartGEMBA」や「CLOUDFLAG」など多くの自社製品やサービスのリリースを主導していらっしゃいますもんね!


そうです!それもうちの会社は前例がなくて、元々パッケージを持っていなかったから、もう全部手探り。何もお手本がなかった。大きなゴールこそあったけど、そこにいく道がなかった。なので・・・ひたすら仮説検証。シンプルだけどとても大事なことです。






そういった困難を乗り越えて今のN.A.部長があるわけですね。
では、次に部下を育成するにあたり、特に伝えていることや、心がけていることがあれば教えてください! 

心がけていることは、「成功体験をする、させる」ことです。
「これでいいんだ!」って自分で腑に落ちる瞬間を体験すると、だんだん型になってくる。
逆に答えを教えて出来た体験が繰り返されると、その型ができてしまって、答えを知らないと動けなくなってしまう。そんな風にはなってほしくないって思ってます。

過去にいたんですよ。
「○○○○な状態で××××になってるんですけど、どうしましょうか?」って必ず僕のところに確認にくるんです。確認自体は素晴らしいことなんですけど、状況の報告をして指示を待っている脳みそになっていました。
なので、僕は「きみは、どう思うの?」って逆に質問したんです。そうすると、自分の頭で考えて導き出したものを伝えてくれるわけです。今度はそれに対し「うん、それで行こう!」って言うんです。
それからは、彼が何度聞きにきても「どう思うの?」「うん、それで行こう!」これしか言わない(笑)
これを続けていくとそのうち「○○○しようと思うんですが、どうでしょうか?」と、自分なりの結論を持ってきてくれるようになりました。これは、自分の中で「こうかな?」と仮設を考えて、「これでやろう」と意思決定をしているんですよね。うまくいかなくてもまた「こうかな?」に戻るだけですし、そして最後に「うまくいった!」という成功体験をする事が大事だと思っています。こうやって意思決定・判断できる人になって欲しいです。
ちなみに今その人は立派なマネージャーになっています(笑)

今の私が求められてることで、ぐさっと来ました(笑)

(笑)
上司は、危ないなって思ったら必ず言ってくれるんで。ちゃんと見てくれてますし、もちろん僕もちゃんと見てます。責任はしっかり取りますよ。
 想像すると分かると思いますが、「どうしたらいいですか?」と何でも聞いてくる人がたくさんいる会社と、「こうします!」と自分で考えて決断して行動する人がたくさんいる会社。困難に立ち向かえるのは、後者ですよね!

全員が考えて行動できると、お互いが考えたことに肯定的になりますよね!協力体制の空気感が出ますよね。アイソルートはそんな空気感出てますよね!
では実際にご自身の部下が道を創ったエピソードなどありますか?

K.I.さんですね!早々に新規のお客様を2社開拓しました。我々のビジネスは既存のお客様と長くお付き合いすることももちろん大事ですが、新たなお客様をどう開拓していくかもとても重要。 そんな中彼は早急に新規顧客を開拓して、何も関係性のないところから、「こんなことやってもらえませんか?」って相談がくるような状態を創り上げました。自身でサービスのリリースもしていますし、いち開発者、いちエンジニアにとどまらない成功体験をどんどん積んでいます。こうした人財が、次世代の事業を創る側の人材を増やしていってくれると期待しています。 

K.I.さん、本当に頼もしい存在ですよね。それでは道創る人を育成していくという視点でどういった点が重要になってくるのでしょうか。 

せっかくマインド形成ができても、それを実行できる環境が無ければ幾ら挑戦したくてもできませんから。その意味でアイソルートは経営者たちとも近いですし、ビジョンもはっきりしています。
道を創ろうとする人を歓迎し、賞賛し、協力しようとする文化があります。そういう方にとって、アイソルートはとても良い会社だと感じてもらえると思います。


ちなみに僕、開発者ブログでエンジニアのキャリアの作り方について記事を書いてます。
N.A.部長執筆の開発者ブログ記事は 【 コチラ 】
壁にあたるというか、道すらも分からなくなってしまう時期が僕にもありました。その時の実体験をもとに書いています。そんな経験から、世の中の迷えるエンジニアの方々に、今ぼんやりとしたキャリアでも、それを明確にし、実現できる働き方があるよというのを提示したかったので、このBlogを書きました。学生の方向けではないかもしれませんが興味があれば読んでみてほしいです。 

環境があるからこそ、それをどう使うかが大事ですよね。
では最後に、今後入社してくるであろう方たちにメッセージをお願いします! 


“仕事”は人生の活発な時期の多くを費やします。
その大切な時間を何かに我慢しながら費やすのでは無く、自分の実現したいよりよい未来のために、やりがいを感じながらがんばる仕事であって欲しいと思います。
たくさんの「困難」があるかも知れないけれど、考え決断して進んでいけば、納得感がある仕事ができるはずです。そして気付けば「道」ができていると思います。
一緒に感動できる仕事がしたいですね!


ありがとうございました!